3年の歳月をかけて制作された本アルバムは、自身の体験を通して命の誕生を物語る、力強い作品。前半(Side A)のテーマは『再生』。さまざまな試練から立ち直るまでのストーリーを、シンプルなアコースティックサウンドで物語る。ギターは広沢タダシ、ミキシングエンジニアはダン・コックス(UK)。後半(Side B)のテーマは『命の賛歌』。生まれたばかりの命のエネルギーと喜びを、鮮やかなポップスサウンドで表現。共同プロデュースに石崎光を迎え、ベースは鹿島達也、ドラムはマット・イングラム(Laura Marling, Jake Bugg, Etc.)がUKとZoomでディレクションをしながらリモート録音で参加。マスタリングは、エルビス・コステロ、リアム・ギャラガーなどを手がけるLA在住のブライアン・ルーシーが担当した。今の時代ならではの方法で世界中の才能が集結し、パーソナルでありながら普遍的な命の贈り物という物語を綴(つづ)る、タイムレスな作品となっている。